都議会6月18日のヤジ発言(言葉の性暴力・女性の人権侵害)は、単に会派離脱等謝罪で済ませられる問題ではありません

2014年6月25日

都議会議長 吉野利明 様
都知事   舛添要一 様
都議会議員  各位  様

私たちは日本国憲法第16条【請願権】に基づいて下記の要請を申入れします。

                記

都議会6月18日のヤジ発言(言葉の性暴力・女性の人権侵害)は、単に会派離脱等謝罪で済ませられる問題ではありません
6月18日の都議会、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について一般質問をしていた塩村文夏(あやか)議員に対して、「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」とヤジが相次いだ。議場に笑い声が広がるなか、働く女性の支援を掲げる舛添要一知事も笑みを浮かべ、塩村氏は議席に戻ってハンカチで涙をぬぐった(2014.6.20朝日朝刊)。

今回のヤジはヘイトスピーチ(人権侵害・差別発言)にあたり、うやむやにしてはなりません。現在、非正規勤労者の増大等で貧富格差が拡大し、経済的理由・福祉制度の不備から「結婚はできない、子どもは産めない」という女性が増え続けています。
今回のヤジは一議員だけの問題ではありません、それは議場に笑い声が起きたという事実です。心ある議員がいれば、その場で「人権侵害発言・ヤジ」を取りあげ、議長に発言の撤回と謝罪を求めたでしょう。それがなされないまま、被害者塩村議員のツイッターで市民に知らされたのです。ヤジ発言内容は憲法11条【基本的人権の享有】13条【個人の尊重・幸福追求権・公共の福祉】に抵触します。

5日後の23日に自民党鈴木章浩議員が自己申告して来ましたが、他にもまだ発言者はいるので迅速な特定を求めます。議員らの発言を聞き、「一緒に笑う」というその場にいながら人権侵害発言に気づかない議員の姿勢も問題であります。それゆえヤジを発言した当人の謝罪と処分は勿論のこと都議会としての反省も必要です。
ヤジ当該者の政党は「なぜこのような発言が生まれるのか」を総括反省し、党としての謝罪文を提出すべきです。衆知の通り議員は単に個人ではなく主権在民・有権者を代弁している代表者であり単にヤジ者の謝罪、会派の離脱だけで済ませられる問題ではありません。
以上の要求に対し文書での回答を求めます。

憲法11条:国民はすべての基本的人権の享有を妨げられない。
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
憲法13条:すべての国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政上で、最大の尊重を必要とする。

以 上

市民が求め創るマニフェストの会

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